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2018年01月19日

振袖は成人式専用のきものではないんですよ〜〜っ!!と伝えていきたい。

フェイスブックのタイムラインに流れてきた
とあるブログを読んで、思うところがたくさん!!
 
成人式の主役は誰(何)なのか?
「成人式に振り袖を着て出席」すること?
「振り袖姿で同級生と一緒に会う」こと?
「成人のお祝いに着物姿を写真に収める」こと?
「成人式(の日)に着物を着せるのが母の願望」だから?

ブログから抜粋。
 
 
かくいう私も、
「高価なきものなんてもったいないから洋服でいい」
と思っていたし、実際ひとりだけ洋服で出席したし、
「式典で話を聞くよりも、同窓会の気分」
だったわけですが、
なぜそうなっちゃうかというと、

振袖は成人式に着るきもの
成人式は同窓会
成人式はいつもと違う姿を見せるイベント
そんな風に伝わってしまっているから。

  
だからこそ!!
売る側が本当にやらなきゃいけないのは
「早くしないとお気に入りの振袖がなくなる」とか、
「みんなはもう決めてる」とか、
煽(あお)って早期に買わせることじゃないということ。
     
    
振袖とはどんなきもので、
成人式とはどんな式典であるかを
きちんと説明していくことじゃないかと思います。

  
そして一番気になったのが
1日しか着ない着物にどうして大金かけるのか理解できず、
この一文。
 
これをいう人が結構多い(^^;;
私もそう思っていました。
 
 
でもね、
振袖は成人式専用のきものではないんですよd(^^) 
   
振袖
     
振袖は、未婚女性の第一礼装です。
結婚する前の娘時代に着る、一番格の高いきものです。
既婚者が着る5つ紋をつけた黒留袖と同等クラスです。
       
     
着ていく場所は成人式ばかりではありません。
・初詣
・身内や親類や友達の結婚式
・大学の卒業式(ほか、「式」と名のつくところ)
・(何かの)表彰式
・結納
などなど。
     
たった1回、たった1日だけに着るきものではないのです。
持っていれば、友達の結婚式に着る服に迷うこともないです。
卒業式も袴だけのレンタルで済みますよ(^^)
 
 
そして、成人式とは...

古くからある成人を祝う通過儀礼。
大人の自覚を持つ、人生の節目の重要な儀式です。
   
奈良時代から行われてきた男子の『元服』や
貴族の女子が行ってきた裳着(もぎ)などが由来。
    
当時は数え年で12~16歳とされていますので、
今の中学生くらいで大人扱いということです。

それよりは大分年上になる現代の二十歳のみんな。
自分の行動や言動に責任が持ててる?
大人としての自覚はできている?
できてないなら、成人式を境に自覚しましょう。
     
そんな節目が成人式でしょうか?
      
   
儀式だから、
本来は厳かに行われるものだと思うのですが、
楽しくなければ参加しない風潮がありますよね(^^;;
    
式典がつまらないから、
会場に入らず外でおしゃべり...とかね。
小難しい偉い方のお話はどんどん短い時間になり、
いつの間にやら、儀式というよりイベントになってる
気がします。
    
   
儀式だろうと、イベントだろうと、
成人式をなんらかのスタートラインとして、
前向きに行動できるようになるといいですね。

 
 
********** きらく場のお知らせ ***********
 
◎日にち:2月15日
(毎月15日に開催します。7月はお祭りの都合により16日に。8月はお休み)
◎時間:14:00〜15:30
◎集合場所:きらく場 13:40集合!!
◎参加費:500円+飲食代
◎先着5名
◎お楽しみ企画&お役立ち情報をご用意します。
 参加者同士の情報交換の場にしたいと思います。
 ミステリーツアーです(笑)
 きらく場から30分以内に到着できるカフェに行きます。
   
★参加条件は、きものを着ること・楽しむこと
 きものをお持ちでない方にはレンタルもあります。
 きものレンタル:5,000円(着付け代込み)

★参加希望の方は、こちらのイベントページの参加ボタンをポチッとお願いします。
※終了時間は15:30にしていますが、各自の都合でお帰りいただいてもOKです♪
 
★着付けご希望の方は、遅くても13:00までにご来店ください。
 (要予約)
 きらく場:三島市大場128-8  良心を売る店よしだ内
  
     
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1月の定休日 

1月17日(水)
1月24日(水)
1月31日(水)
   
 
 
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着付け、承ります 
 着付け料金(税込)
  振袖    8,000円
  留袖    7,000円
  訪問着   5,000円
  小紋    5,000円
  紬     5,000円
  袴     5,000円
  ゆかた   1,000円

  ※ 振袖の変わり結び・早朝・出張等は要相談(追加料金有り)
  
ご予約ください→055−977−1160


  
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Posted by ともさん at 11:39Comments(0)きものを着るきものウンチク

2018年01月13日

【ご相談】『ふき綿』が入っている振袖は「高価だ」ということ?

昨日、ちょっとお聞きしたいと立ち寄ったお客様。
 
「ふき綿」が入ってる振袖は高価だということですか?
  
ん〜〜と、格の高い振袖や花嫁衣裳に使われるので
お安くはないでしょうけれど、入ってるから高価かと
問われるとそうとも限らない(^^;;
豪華に見えると言うことはできます。
  

 
ふき綿の入ったきものとは・・・
袷(あわせ)のきものの裏地を少しだけ
表地に被せて仕立てた『ふき』に
綿の芯をいれて仕立てたきもの。

ふき綿仕立てのきものは、柔らかで美しい裾ライン。
着物の豪華さが一層引き立つので、
武士や裕福な商家の妻子に好まれていたそうです。
江戸時代中期には1寸以上の幅や厚みを持たせたり、
明治~昭和初期にはふき綿入りの晴れ着も一般的に
なったようですが、現代は、花嫁衣裳などに残って
いるくらいでしょうか。
打掛のように羽織ったときのおもりの役割なども
担っていたようです。 


花嫁衣裳ふき綿
   

きものの「格」の高さと、きものの「価格」は
必ずしも一致しません。
どんなに高価な大島紬でも、紬なので普段着の部類。
結婚式には着ていけませんし、破格値の訪問着より
格は下になります。
 
元々は同じ白生地でも、染めの工程や刺繍・金彩などの
加工の違いで価格は全然変わってきます。
ピンキリです。

ですから、ふき綿が入ってる=高価 と即答は
できないのです。
豪華には見えますd(^^)
そして、暖かそうです♪  
 

ふき綿の入った振袖はこんな感じ。
※画像お借りしました。
おはしょりを作って着るというより
打掛のように着て撮影するという感じ!?
    


< きらく場 のご案内 >  
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”おでかけ”に掛けてます(ダジャレかぃ...ってツッコンで〜)
   
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◎参加費:500円+飲食代
◎先着5名
◎お楽しみ企画&お役立ち情報をご用意します。
 参加者同士の情報交換の場にしたいと思います。
 ミステリーツアーです(笑)
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★参加条件は、きものを着ること・楽しむこと
 きものをお持ちでない方にはレンタルもあります。
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Posted by ともさん at 11:03Comments(0)きものウンチク

2017年11月26日

「綿のきものなんてない」...わけがない(^^;;

昨日、きもののご相談にいらしたお客様のお話の中に、
  
別の呉服屋さんに相談に行ったときに
「普段着のきものが欲しい。綿のきものとかありますか?」
と尋ねたら、
「綿のきものなんて売ってるところはない」
との返事だったと...。
  
  
いやいや...あるある。
綿のきものを扱っているお店、増えてます( ̄▽ ̄)
   
  
なぜ、そんなお返事をする呉服屋さんがいるかといいますと、
もともと販売するものが違っていたからなのです。
 
絹物は、呉服屋さん(問屋さんから仕入れた絹物を売る)
綿物は、太物屋さん(反物の巻きの太さが太いから)
  
そして、白生地から染めたり、洗い張りをして仕立て直したり、
しみ抜きなどの加工屋さんに指示・手配をする悉皆屋さん
  
たかはしきもの工房さんのブログに、詳しく書いてありましたので、
貼っておきますね。
呉服屋さんは完全なる小売業に属していて、流通してきた着物や帯を売る、というお仕事なのです。当然値踏みもするし生地や加工方法についてたくさんの着物関連知識は持ち合わせているわけです。
では悉皆屋、ですが、これは小売業にはあたりません。サービス業にあたります。主な仕事としては白生地から染め出すという「誂え」や、丸洗い、洗い張り、しみ抜きといったメンテナンス全般を扱うお仕事なのです。



なので、昔ながらに絹物だけを扱い続けている呉服屋さんに行くと
「綿のきもの?そんなものはない」
ってことになってしまいます(^^;;
   
  
でも、『悉皆屋さん』『太物屋さん』って見たことあります?
私はないんです。
”悉皆”っていう言葉を聞いたのも、お嫁に来て大分経ってから(^^;;
”太物”というのも知ったのは数年前!?
   
   
呉服屋さんや問屋さんが廃業したりして、店舗数が減っている中、
危機感を覚えた絹物だけを扱っていた呉服屋さんが、
研修に行ったり、教えを乞うたりして、勉強を重ねて
悉皆のお仕事を兼務したり、流行りの普段着きものを取り扱うように
なってきているのが現状です。
      
相談に行く前に、HPなどをチェックして
商品のことだけしか書いてないお店ではなくて、
・お手入れ
・洗い張り
・他店の商品でも遠慮なく相談ください
などと謳っている呉服屋さん・きものやさんに
相談されることをオススメします(^^)
  

昨日着ていたこちらのきものなど。
きもの・羽織:女将のお下がり...ン十年前のきものと羽織。
三分紐:その上の女将の愛用品(結び目が大分傷んでます)。
でも、全然古さを感じないでしょ?
今時の色の帯揚を使っていたり、半衿を多めに出したりすることで
印象を変えることができるのがきもののいいところだと思いますよ(^^)


   
   
追記:リサイクルきものが流行っている現在、
   色柄によって着られないきものなんてないです。
   (サイズが合わないきもの、傷みやシミがひどいきものは別です)
   派手すぎると思っても、小物で色を抑えれば着られないことはないのです。
   持っているきものを活かして、どんどん着てほしいと思います。
 
色合わせなどに迷ったら、いつでもご相談ください。

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11月の定休日 

11月29日(水)
 
 
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着付け、承ります 
 着付け料金(税込)
  振袖    8,000円
  留袖    7,000円
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  小紋    5,000円
  紬     5,000円
  袴     5,000円
  ゆかた   1,000円

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