男女のきものの違い…身八つ口

ともさん

2015年07月17日 11:44

こんにちは〜(^^)/
きもの初心者の味方、大場駅前「よしだ」の若おかみTomoです。

陽がさしてきましたが…もう降らないのか、またまた突然降り出すのか微妙なお空。


さてさて、今日はきものの基本的なお話。

先日、とあるイベントに出店された呉服屋さんから聞いたお話ですが・・・。
ゆかたを着て楽しむ素敵なイベントに、
リサイクルショップで購入したゆかたを着付けてもらい、
彼女とともにイベントを楽しんでいらした男性がいたそうです。

柄からすると、男物かと思うゆかたを着用。
でも、よくよく見ると、袖の付け根から肌が見える…
あれは…女物のゆかたではないかと…。

ショップの方は男女の違いを知らずに売ったのか…、
ただ単に気付かずに売ったのか…、
まさか、知ってて売ったのか…。


女物のゆかた・きもの、子ども用のゆかた・きものには
『身八つ口(みやつぐち)』という穴が開いています。


男物のゆかた・きものには、穴はありません。

女物のきものに、「身八つ口」という穴が開いている訳は・・・、
   男性が締める角帯より女性の帯は幅が広く、胸の下付近まであり、
   上腕部の動きの自由が奪われたことから、
   手の動作を楽に自由にするための工夫だといわれます。
   切れ目があることで、背中の丸みや胸の厚みからくる前後のずれや高さの差等
   動きにくさを解消してくれます。
   また、通気がよいので体温の調節や、着付けの際におはしょりや襟元を
   整えるために手を挿し入れるところ、さらに授乳のときの開口部としての
   役割もあるといいます。

   子どもの場合は、帯代わりの付紐を通すための穴であったといわれています。


男女のきものには違いがあることをFBにあげたら、
意外にも「知らなかった」の声が多く、
これは、売った人を責めるより、
伝えきれていない呉服業界、着付け業界の責任なのではないか!?
と大反省!!
かくいう私も、嫁に来る前に知っていたかと聞かれたら、
全く気にしていませんでした。
要は知らなかったかも…。

なので、地道ながら、ブログやFBでちょっとずつ発信していきます。
何かの機会に、私の記事が目に留まってくれたら嬉しいです。



*** 大場のお祭り情報 ***

7月18日(土) 『大場神社祭典』
大場駅前通りが、歩行者天国となります。
露店が並び、子どもしゃぎりや、山車の運行もありますよ。

翌7月19日(日) 『大場神社祭典』
大場神社境内にて縁日。
大場神社・大場公会堂前にて、しゃぎりの演奏もあります。

8月26日(水)『ちんぴ稲荷神社祭典・ふれあい広場』
大場駅前セブンイレブン駐車場およびセブンイレブン後ろの駐車場にて
大場商工店会によるイベント「ふれあい広場」開催。
近隣の子どもしゃぎりがたくさん参加して、とっても
にぎやかです。


大場に来るチャンスが、たっぷりありますよ〜。
遊びに来てねっ。


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