縁起をかつぐもの

7月27日　火曜日
今日は9:00〜19:00の営業です。


"縁起をかつぐ"って、
若い世代にも伝わっているのだろうかと
ふと思います(^^::
今のオリンピック選手も、何か縁起をかついで
持っている物があるのかな〜。
己の力のみを信じて....なのかな〜。

新しい時代、風の時代....。
「それ、いつの時代の話よ？」なんて言葉も
SNSで見かけたりもして、まぁその時代時代に
合った生活をする方がいいのだろうけれど、
古き良き時代の習わしとか風習とか受け継ぐものとか、
”縁起をかつぐ”とか、そういう深い意味・想いを
身につけることが、私は結構好きです(^^)


結婚式のようなお祝いごとの時、
黒留袖等の帯に挿す扇子＝末広扇。

"末広(すえひろ)は「末広がり」という
縁起のよい言葉からきています。
末広がりとは、上から下(末)に広がること。
末が広がるとは、発展・繁栄を意味し、
とても縁起の良いものなので、
結婚式の必須アイテムという訳です。
　
末広と紹介していますが、箱の文字を
見てください。

壽恵廣…ことぶき・めぐみ・ひろい
こんなところにも縁起をかついでしまう
日本の深い深い想い。
　
あ、でも
昨今の当て字は好きじゃないんだった(^^;;
この違いは何だろう？
好み？


画像は女性用。
骨部分は漆塗りで、地紙が金色と銀色。
※男性用は、骨部分が竹骨で地紙は白色。